C55 1
私の最も好きな蒸気機関車である C55。
系譜からいうと C57 の姉貴分にあたる機関車です。
というより、C57 63 として製造が進められていた機関車が、改良箇所が多かったため新形式となったという経緯がありますから、まさに姉貴ですね。
巷では C57 を ❝貴婦人❞ なんて呼ぶようですが、個人的には C55 の方が ❝貴婦人❞ と呼ぶにふさわしいと思っているほどです。
動輪は C55はスマートで繊細な印象を与えるスポーク動輪ですが、C57 ではボックス動輪が採用さました。性能的な差はよくわかりませんが、なんとなく ボックス動輪 の方が、大根足に見えるんですよねぇ(笑
20~40号機の21両が流線型で登場したというのも好きな理由の1つかもしれません。
C55 1 は昭和10年の川崎車輌製。梅小路機関車館(当時)に保存された当初は動態保存機だったようですが、後に除籍されて現在は静態保存気になっています。
C55 の保存機は全国に7両しかありません。