扇形機関庫 ~保存機関車紹介~

全国各地に保存されている機関車(特に蒸気機関車)を紹介します

2021-01-01から1年間の記事一覧

EF63 1

現在は「碓氷峠鉄道文化むら」で静態保存展示されている1号機碓氷峠をアプト式から粘着式運転に切り替えた立役者の試作機です 2号機以降の量産機とは前面窓上部のツララ切がなかったり、スカートの上部形状が異なるなどの特徴があります登場時は写真のよう…

C12 67

茅野駅近くで静態保存されていたC12。腕木式信号機とともに保存されていました。1987年10月に撮影したもの。新宿発の中央本線夜行普通電車(441Mだったと思う)に揺られてやってきて、早朝の乗り継ぎの待ち時間に散策して見つけたものです。当時はインターネ…

69665

熊本博物館で静態保存展示されている 9600形。残念ながら訪問日は休館中のため塀の外から撮影。屋根のない展示なので保存状態が気になります。

EF55 1[高二]

1986年 三島駅 沼津機関区100周年記念イベントで、復活した EF55-1 が高崎第二から貸し出されて本線運転しました。 現在は大宮の鉄道博物館で静態保存されています。

C55 50

C51の後継機として登場。丙線規格の路線での旅客用に増備されましたが、63号機以降は変更点が多くなったことからC57と別形式を名乗ることになりました。総勢62両の少数世帯であったことなどもあり、現在わずか4両だけが保存されています。 写真の50号機は小…

EF58 150

国鉄からJRに現役で継承された EF58 のうちの1両。JR西日本に継承され、最末期は茶色に塗装変更されて活躍しました。「サロンカーなにわ」などをよく牽引していました。 引退後はブルーに塗色を戻されて京都鉄道博物館で静態展示保存されています。

C58 414

玉城町に保存されている C58 414。414号機は紀勢本線や参宮線で活躍したことはありませんが、同型の C58 は多数活躍していました。保存場所は参宮線田丸駅から徒歩10分ほどです。

C57 44

四国鉄道文化館の南館に静態保存されています。この44号機は、国鉄最後の旅客列車を牽引した135号機と共に北海道で最後まで活躍した1両です。廃車後は西条市市民公園で長い間保存されていましたが、四国鉄道文化館開館にあたり移設展示されることとなりまし…

29600

新大阪駅コンコースに展示されていた頃 2005年頃 東海道新幹線開業20周年を記念して、昭和59年に新大阪駅の在来線コンコースに 新幹線0系 の車輪と C57 と 9600 の動輪が展示されました。 現在は改札外の1階リムジンバス乗り場に移設されています。1Fの…

C57 155

新大阪駅コンコースに展示されていた頃 2005年頃 東海道新幹線開業20周年を記念して、昭和59年に新大阪駅の在来線コンコースに 新幹線0系 の車輪と C57 と 9600 の動輪が展示されました。 現在は改札外の1階リムジンバス乗り場に移設されています。

D51 51

嵯峨野(京都府)の19世紀ホールに静態保存中のD51。この車両は屋外展示されています。実は館内にはもう1両のD51が展示されていますが、あまりにも衝撃的すぎて・・・。(><)

D51 917

岡山駅に近い下石井公園に保存されています。屋根も掛けられており、比較的保存状態は良いように思われます。

EF81 103

京都鉄道博物館に保存展示されているEF81 103。後位にはスシ24とスロネフ25が連結されています。 下記に表示されているタグ EF81 103 をクリックすると、現役時代の写真が見られます。

EF81 103[敦]

トワイライト釜ですが「日本海」牽引の任に当たることもありました。この日の編成はカニもトワイライト色。ヘッドマークがなければ一瞬トワイライト・エクスプレスと見間違いますね。 103号機は現在、京都鉄道博物館で展示保存されています。 日付摘要昭和49…

C10 8

1999年頃撮影 昭和5年に全23両が製造されたタンク機関車。明治時代の機関車の代替として誕生しましたが、軸重などを改良したC11に引き継がれて増備されました。写真の8号機は昭和37年に廃車となり、宮古市の化学メーカーに譲渡され昭和54年まで活躍しまし…

C62 2

平成11年(1999)の夏に行われたイベントで品川駅に C62 2 がやってきました。後ろに茶色い客車を繋げているように見えますが、よく見ると電車。それも113系と103系で、しかも連結はしていなくてぎりぎり近くに停車している状態。(まぁ連結器が違うので繋が…

DD13 1

入れ替え用に登場したDD13の1号機。昭和59年に引退し、登場時の茶色に塗り替えられた様子。沼津機関区100周年イベントで撮影しましたが、現在は鉄道博物館(埼玉)で保存展示されています。

EF58 91

恵比寿駅近くでレストランとして使用されていた頃の写真。3年ほどで解体されてしまいました。現在の恵比寿ガーデンプレイスです。

EF30 20

関門トンネル用に誕生した交直両用機関車。下関~門司を走る全ての列車の牽引にあたりました。後継としてEF81 300番台、また同400番台が投入されたため引退しました。写真の20号機は現在、碓氷峠鉄道文化むら(群馬県)で保存展示されています。写真は1980年…

DD51 1

1962年に登場した本格的幹線用ディーゼル機関車。試作型である1号機は、以降の車輌とは各所が異なっています。写真は高崎運転所保管時代のもの。現在は登場時のぶどう色2号に白帯に塗装を直されて、碓氷峠鉄道文化むら(群馬県)で保存展示されています。

DF50 1

昭和32年に登場した、本格的な量産ディーゼル機関車。スイスのズルツァー社と技術提携して製造された0番代と、西ドイツのMAN社と技術提携して製造された500番代があり、写真の1号機は前者。 廃車後は多度津工場に保管され、1983年に準鉄道記念物に指定…

C62 26

交通科学博物館時代 交通科学博物館で展示保管されていた頃の写真(2004年撮影)屋外展示でしたが屋根が掛けられていました。プラットホーム状の見学台があり、反対側には D51 2 が並んでいました。交通科学博物館の閉館に伴い、C62 26 は京都鉄道博物館へ、…

C58 353

2006年撮影 紀伊勝浦駅(和歌山)東側、那智勝浦町役場隣の築地公園に保存されている C58 353。蒸気溜めと除煙板に流星のような白線が描かれていますが、現役時代にもあったものなのかは不明。紀伊勝浦駅のホームからも見ることができます。屋根はついていま…

D51 737

2018年撮影 2007年撮影 湯浅町(和歌山県)の「なぎ公園」に保存されているD51 737。屋根が掛けられていて雨ざらしではないものの、海がすぐ近くなため腐食が酷い。訪問時は前面のナンバープレートや前照灯のレンズなどが無くなっていました。 【追伸】2020…

C57 128

膳所駅(滋賀県)、または京阪膳所駅(滋賀県)から琵琶湖へ向かって徒歩20分、滋賀県立体育館別館の隣に保存展示されています。屋根付きで保存状態は良いほうだと思います。

C62 15

東京駅の地下、丸の内地下南口改札を出たところに、待ち合わせ場所ととしても活用される 動輪の広場 があります。ここに展示されている動輪が C62 15 の動輪です。

C62 2

SLスチーム号の牽引にあたる 2号機 (2008年撮影) C62 の中で最も有名なのがこの 2号機です。特急 「つばめ」 牽引に際し、除煙板に つばめマーク が取り付けられ、一躍人気の機関車となりました。 C62 2履歴 日付摘要昭和23年 5月20日日立製作所にて落成 …

C11 218

三国ヶ丘駅(大阪府)近くの焼肉屋 「はや」 総本店の敷地内で保存されています。新製時は広島に配置されましたが程なく北海道に渡り廃車まで北の大地で活躍しました。最後は標津線での活躍だったようです。

C11 304

東北本線 西川口~蕨 間にある大荒田交通公園で静態保存されています。公園は線路沿いにあるので電車の車内からも見ることができます。(線路西側) 日付摘要昭和20年 5月10日名古屋工場で落成茅ヶ崎を中心に活躍昭和45年廃車

D51 691

昭和17年に鷹取工場で落成したD51691は、その生涯の大半を近畿地区で過ごしました。昭和24年に奈良機関区に転属となった後は、亀山機関区や田辺機関区に貸し出されたりしますが、最後まで奈良機関区の所属でした。現在は天理駅(奈良県)西口前にある田井庄…